日経平均小幅反落も底打ち確認の動き。

売り買い交錯の中、小幅反落して終了した。為替が心理的節目である100円を突破したことで輸出株関連の業績後退に安心感が台頭している。ここのところの上げで利益確定の売りも断続的に出て市況は綱引き状態、実態経済の悪化を織り込めずに疑心暗鬼な動きは連日同様である。ただ決算期を向かえ倒産リスクが後退した低位株が断続的に買われるなど市場のセンチはゆるやかに右上がりであることも事実だ。自動車株や部品、組み立て関連が買われ電機も物色意欲が旺盛だ。出遅れ感の強い機械株や化学関連にも買いが入ると一段上げとなるだろう。建設セクターも底上げ機運が出てきている模様だ。機械ではOKK、津田駒、エンシュウ、豊和工業など二桁銘柄が散発的に買われ化学では日本化学やテイカ、石原産業などにも買いの矛先が向いている。建設では日成ビルド、エスバイエル、世紀東急や日特建設なども買われた。主力外しで水準訂正が進む過程で新たなるジャンルを探る展開か?米国のGM、クライスラーを救済するだけで世界の株式時価総額は300兆円を悠に超えるものとなるのだが、何だか末恐ろしいと感じるのは筆者のみだろうか?金価格は金融安定策やG20を好感して売りモード、1オンス860ドル台で推移している。しかし金ETF残高は激増しており底値は浅いと見ている。ここ10年もっぱら売り方だったINGやゴールドマンが今後5年で1オンス2500ドルとのレポートを出しており年金資金や長期資金が流入するキッカケとなっているのは皮肉な話である。日替わりで変化する市場動向に注視したい。

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