銘柄研究 4777 ガーラ

1993年創業のネットベンチャー。代表が大手広告代理店出身であることからの期待感やネットバブルの波に大きく乗り、最高株価は2000年に1株、実に199万円!と異常高を演じていた。その後、次々に進出したビジネスがことごとく頓挫。上場時に得た資金をすべて投入するも連続赤字を継続中である。営業段階からの赤字は10年以上に及び企業継続に重要事象、いわゆる疑義がついている。売上も赤字企業からの撤退で2014年3月期は前期の3割程度まで落ち込んでいる。財務状況も厳しく利益余剰金はマイナス約29億円。1株純資産も無きがごとしだ。2014年3月期に、微妙な評判のOAKキャピタルが第3者増資を1株178円で引き受け当座の資金をなんとかまかなっている状況である。一連の増資で発行株式数は1500万株程度まで増えたが一般上場企業と比較すれば小型に属するだろうか。こういった状況の中で業績寄与が未知数の材料が発現し株価は急騰、投資顧問業も相乗りし今年の1月には1株3475円をつけている。要は上がるから買う、買うから上がるの波に乗った格好だ。しかし気づけばPBRは実に170倍以上、、株価の根拠となる指標を同社は現在失っている。売上10億に満たない企業の時価総額は280億円強だ。先週、調整に入ったかと思われた瞬間に売り一色、今日は先週終値2417円からストップ安売り気配の1917円で推移している。個人の参戦も多いと思われ気になるところだが、こういった材料に乗って売買することはできるだけ避けたいところだ。せっかく利益を積み上げても台無しになるからである。面白いから買う、下がるはずが無いから買う、、、こういった話は良く聞くことだが投資が博打になってしまう典型であると思われる。浮き足立つマーケットだが十分な注意が必要な段階に入っていると思われる。

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