日経平均下げで終了。

各種指標発表待ちの中、日本の株式市場は持ち高調整の売買で終了した。中低位株は小幅な上げ推移し値嵩銘柄は上げ下げまちまち。中国市場の安定を受け中国関連の建機、半導体の一部に買戻しが見受けられた。次第に明らかになる中国経済の鈍化をどこまで市場が受け入れるか来月以降は模様眺めの相場になるかもしれない。踊り場から下降局面にいるこの事態を次のステップの足ががりとするのか、バブル崩壊のツケを処理する経済観測とするのか分かれ道だろう。米国経済も何やら怪しげな雰囲気が漂い始めており米FRBとしても難しい舵取りを迫られることになろう。世界の基軸通貨ドルをこのままゼロ金利で緩和を続けることは覇権国家の存亡に関わるとする神経質な考えもある。一方、米国の金利引上げ観測だけで新興国のマネーは米国に回帰し始め、経済の屋台骨が崩れそうな国も出始めている。これは結果として反米、米国に対する嫌悪感を招くとする金利引上げに慎重な考えもある。筆者としては金利引上げの副作用は絶大でその副作用を取り除くために必要なさらなる金融緩和の金額=米ドル紙幣は、空前の量になると考えているので、金利引上げは厳しいと考えている。こういった金融緩和、特に世界同時緩和に近いような結果は、インフレで片づけるのが妥当でキャッシュを引き上げるといった発想は単純に経済を縮小させるだけで厳しいのではないかと思う。日本国も20年以上にわたりバブルの処理を行い、効率化を追求するあまりデフレに陥った。いまようやく物価上昇期待によるインフレの芽が出つつある。この機会を逃してはならと思う。日経平均株価が仮に5万円になったとしても困る者はいないだろう。頭の切り替えが必要になってきているのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました