研究銘柄 6753 シャープ

全盛期は液晶のシャープと呼ばれ亀山工場は世界の亀山基準と言われるほどのブランド力を持っていた。それがいまやこの状況である。テレビの地デジ化が終わると一気に需要が激減、海外勢との価格競争にも巻き込まれ業績も一気に悪化。いよいよ主力事業の液晶部門も売却の方向だ。発祥の地、本社も売却が決まった。今後、桁違いのリストラを敢行する予定だが再建出来るか微妙と見ている。そもそも優先株も大量に発行しており、まともに進んでも1株純資産や利益は想像以上の希薄化が進む。三洋電機もパナソニックに買われ解体したが、シャープにはその引き受け手がない。電機メーカー各社は自身も業容が厳しいからだ。では株価はどうだろうか?年初来安値は289円、安値は147円。現在は166円である。1株純資産は名目で130円程度と推測する。株式市場ではリストラは一見、買いと判断することが多い。ところが主力事業を失うかもしれない同社の将来性が全く見えない。。機関投資家や銀行も6000億円以上貸し込んでいるため、腫れ物に触る勢いだ。。それでも決断の時が来るかもしれない。。一連の事態を反映し各社はレイティングを付与、110円を目標株価としている。今後、台湾のメーカーや欧米のメーカーがブランド名欲しさに名乗りをあげるかもしれない。しかし、160円台であれば東証一部にも有配当でしっかりの銘柄もたくさんある。株価の安値感だけで資金を振り分けることは避けた方が良いだろう。。かと言ってカラ売りもバクチに近い、とりあえず静観としたい。問い合わせがあったので再度、取り上げた次第である。

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