1332 日本水産 公募増資発表を受け急落。

先週末引け後に日本水産は50年ぶりに公募増資を発表した。3000万株を超える大量発行に市場は寄り付きから急落。終値は先週比マイナス67円安の458円終了した。そもそも株価は年初より業績回復をはやしてレイティングを付与。2月には高値709円をつけていた。
細かく検証とすると見えてくることもある。たとえば同社の有利子負債は2300億円を超え自己資本比率はようやく20%程度だ。この段階で同社が必要だ、とする150億円を超える借入増は熟慮したものと思われる。日経225種採用銘柄でもあり今後の金融政策や現在の株高を利用しない手は無いとの判断は経営判断としては妥当だろう。
しかし投資家サイドから見ると買いにくい側面も多い。まず1株純資産は増益基といっても1株324円にすぎない。配当も5円と標準だ。しかも今回の増資で利益の希薄化は決定的なものだ。
さらに調達資金の50億強は健康食品である魚類のEPAを生産す工場への投資だという。残りは有利子負債の返済とある。
以上を勘案すると株価は200円前半が買い水準ではないかとも思われる。

この内容の投資であれば銘柄やいくらでもある。こういった銘柄は買いから除外としたい。あるいは当研究会では推奨しないが空売りの格好のターゲットだろう。

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