研究銘柄  5202  日本板硝子

売上6000億円規模の建築、自動車ガラスメーカー。過年に英ピルキントン社を買収し勝負に出たのだが、小が大を飲み込む事になり板硝子そのものが運転資金や金利負担に苦しんでいる状況だ。
その結果、無配が2013年以降続き自己資本比率も10%未満と厳しい。利益余剰金は▲1300億円、有利子負債は4100億円を超える。
一方、利益は当期でも50億円に過ぎない。2010年181円で2,2億株公募増資したがそれも昨年10対1の株式併合を行ったため実質1810円だ。ところが株価は1000円を大きく割り込んで推移してお昨年の安値が600円と低調で推移してきた。
といいながらも日経225種採用銘柄でもあり倒産リスクは低いとの見方から株価は1000円前後にあったのが先週までの状況だ。
ところが今日の日経新聞で増資観測を発表。しかも優先株が普通株式に転換されると株式の希薄化を招くとのことから一気に売られ81円安の851円で終了している。
後場引け後に正式に増資が発表。400億円を調達とある。1株1000円勘定での買い取り計算だが2020年を超えて返済不能の場合は普通株式に転換とある。この場合、株式の希薄化は最大75%に達するとリリースでは発表している。
こういった銘柄は業績云々では無く、存続か否かといった投資領域に入ると思われる。
乱高下を繰り返すので面白いことは確かだが、あえてこのリスクを取ることは無いと考えている。
企業にも栄枯盛衰がある。これは資本主義の常でもあるだろう。
5202日本板硝子に関しては見送り静観で対処したい。

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