研究銘柄  6502 東芝

先日もアップしたが大きな動きがあるので一応チェックとする。総合電機大手で老舗。知らない者はいないほどの名門企業。原発とフラッシュメモリーに経営資源を集中しようやく再建が見えてきていた矢先、米国子会社のWH社の子会社による巨額損失が明るみに出て業容は一変。すべては既報の通りだが特損幅が当初の1000億円から7100億円に膨らんでいる。これを受け実質債務超過となった。主力メガバンク3銀行は支援継続を表明しているが第三四半期の決算発表が出来ないほど社内は混乱しているとされ監査法人も相当慌てている模様だ。
なぜか?事と次第によっては事件に発展する可能性があるからだ。巻き込まれることを懸念して意見表明を東芝が取れないでいる。
ただ東証はこの決算発表延期には好意的に判断している模様。
投資家に正確は情報を伝えるための延期を前向きな評価としてのことだろう。

本題に入るが一連の会計問題が出たのが昨年の2月、株価は155円を付けている。その後、大胆なリストラを行い財務内容だけを除けば一見落着に見えてきた。これを受け株価も回復、昨年は475円まで株価は戻していた。東証1部の特設注意市場から1部に復帰説もあり回復傾向も出始めていた。
ところがこの事態で再び株価は急落。情報の錯誤や憶測から株価も乱高下。結局200円近い水準にある。
しかも東証は規定通り、東芝を2部に降格すると発表している。
この2部降格により日経225の銘柄から外れ同社の株式は潜在的に923億円程度の売り需要を抱えているとされる。投信の解約や年金資金の売りだ。
更に今後の資本増強策がいまだ定まっていない。
大胆な意見では法的整理で潰して再建、いわゆるJALスキームによる再建。
もうひとつは優先株発行による救済だ。社員が連結で17万人もいるため法的整理は少ないと考えられるが問題は株価だ。
今週はお祭り騒ぎのような売買が続き結局終値は202円となっている。要は売買に関わったほぼ全員近くが損失を受けた可能性が高い。
当研究会では売買、見送りを推奨してきたがどうやら間違えではなかったように思われる。
今後もさまざまな報道で混乱が予想されるため売買からは除外としたいが、どうしても、、、という向きは前回の安値155円以下での買いとしたい。財務内容は現在ですら1株純資産88円である。
忘れることなかれ、、、である。

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