研究銘柄  1805 飛島建設

1805 飛島建設

土木建設中心の老舗企業だがバブルのツケは大きく一時は倒産の危機も経験している。無尽蔵に建設、建築、土地投機に走った結果だった。年初来高値は1990年の1930円。安値は2008年になんと10円という実質倒産株価を経験している。

当然、法的整理が視野に入っていたが同社の技術力への評価が高い事や債務を除いた経営はソロバン勘定が合うと銀行筋も解釈したのだろう。大型の優先株発行にこぎつけたのだ。

しかし、今度は株価の低迷が待っていた。高利の優先株は現存株主に対しては無配継続を意味し株価は再び低迷する。優先株の株式転換による新株発行も懸念材料なっていたことは記憶に新しい。

そこで同社は一気に整理精算を目指し株式の併合に踏みきる。2011年5月に5対1の株式の併合を行った。株価が安い事への信用失墜を恐れ窮地の策であったことも容易に想像出来る範囲だった。

その後は債務を気にしながらも優先株の消却を手堅くこなし現在に至り再建を達成している。2016年3月期からは配当も2円とようやく再建が達成されつつある。
同社の技術力や経営再建を好感し株価は2014年に317円をつけている。
その後は月足チャートを見るとわかるがジリ安傾向が続き底値を打ったあと現在、株価は160円台にある。配当も当期2〜3円を計画しているが問題無いと見ている。
1株純資産も135円と株価に対しては問題ないだろう。

ただ東証のガイドラインに従うといまだ発表は無いが再び5対1あるいは10対1の株式の併合を行う可能性が高い。

等々考慮し現在の建設銘柄比較すると出遅れ感が鮮明だ。投資家にとってもイメージが悪すぎるためだ。しかし、この安値を放置する理由もない。中期で買い推奨としたい。

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