日経平均前場、300円を超える下げで推移。

米国の長期金利上昇を嫌気して日経平均は下げている。これに呼応する形で日銀も国債の固定金利での買い上げ(吸い上げ)を発表、、為替介入では無いが円売り方向に意志が動いていることは間違いない。

しかし世界中が金融緩和でゼロ金利に近い状態で金利を引き上げても利子払いが増えるだけでいまやあまり意味が無い。特に米国はリーマンショック以降サブプライムを収束させるためにドル紙幣を3倍以上刷って世界にばらまいてしまった。結果、金融恐慌といった事態は避けることができ政策的にも政治的も正しい判断であったことは誰しも認めるところだ。しかしこのドルの回収はもう不可能に近い。金利を引き上げてドルを引き寄せれば米国の負担は増すばかり。せっかくの経済対策も意味をなさなくなる。心理的影響だけを考えて、少なくともこれ以上の金融緩和は行わないとする意志表示だけであることを認識したい。

そうでなくても危ういトランプ政権下で経済政策は出口、目標が無いまま進んでいる。この航海の着地点はやはりインフレで解決の運びだがこれとて手法を考えただけでも実に頭が痛いはずだ。もちろん巨額の債務を持つ日本も同様である。

日米同盟はすでに軍事政策ではなく経済政策でも米国頼み、米国預けとなっていることを忘れてはならないだろう。為替価格を1ドルいくらかにするかを決めるのもすべて米国である。

これを覆すとしたら人知の及ばぬ天災、天変地異だけである。

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