NYダウ平均株価1000ドルを超える下げを嫌気して日経平均も急落で始まる。

週末の日経平均は今朝のNYダウ平均株価が1000ドルを超える下げで終了したことを受け急落している。シカゴ日経先物が770円安で終わったことを考えると現況の650円安は下げ基調ながらも冷静さを保っていることになる。
為替動向も米国の政治経済先行き不透明感を嫌気してドル売り、円買いの動きで1ドル108円台で推移している。

この株式市場の下げは米国発によるものだが要因が複雑だ。
まず米国政府そのものの財政債務拡大だ、今朝の日経にもある通り3000億ドル、円換算で約31兆円が軽く不足するという。実際はこれ以上に当然、膨れ上がる。
これを国債で消化しようとしたところ若干、消化不良を起こしたとある。
要は金利が高めに推移して投資家が不安に感じたということだ。
好景気感が続く米国だが、日本同様、債務膨張に対する疑義である。

さらにFRBの運営姿勢だ。こちらも世界の中央銀行の代表だが、とにかく金利を引き上げたくてたまらないのだ。
既報の通りリーマンショック以降、米国政府はサブプライムも含めて対処するために、100ドル紙幣を24時間回して刷り続け流通量の3倍以上も刷ってばらまいてしまった。
このドルですべての不良債権に相当するものを買い取り手法としては成功だった。
この結果、米国経済は破綻することなく切り抜けたことは歴史的英断だったが、今度はこのドル回収を焦っている。
新興国や後進国でバブル化が発生、懸念され気を付けないと再び金融危機が発生する可能性を見通しているのだ。

正攻法でFRBが運営しようとするとこうして株価の急落が起こる。
これは政府・日銀が行っても同様の事態となる。

ではどうするか?ひとたび経済の数字が腰折れすれば再び金融緩和に走ることになるだろう。
最近、めっきり静かになったユーロ圏など現在ですら経済は惨憺たる状況なのだ。
なのにこの1年株価は上がり続けてきた。。。これを不思議と呼ぶそうだ。。
しかし、そうではない。

人為的に株高に誘導しインフレを標榜している。これが正論、正解だ。
でもこれは誰も言えない真実でもある。
インターネットの普及で相場は24時間稼働、情報、ニュースは瞬時に伝わる構造が
不便と便利を生んでいる。

まぁ人間とは思考回路が甘くできている。
これ以上の株価調整が続けば矢継早に株価対策、金融緩和が行われるだろう。
無論、金利引上げなどというキーワードは消え去ることとなる。

いろいろ書いたが、株はいま安いから買いですよ。言いたいことはこれだけである。

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