研究銘柄 8835 太平洋興発 

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8835 太平洋興発 本日 1020円近辺

北海道の炭鉱会社が原点。現在は閉山し輸入石炭業が売上の半数を占める。資源エネルギー政策が大きく転換する中で同社も経営翻弄された経緯は数えるほどあるが事業の多角化で乗り切ってきた。
昨年11月に株式併合を行い旧株10株に対して新株1株発行とされ長年株価は二桁を推移してきたが現在は1000円前後に位置している。

早くからシルバー産業に目をつけホーム経営、賃貸運営に積極的だ。もっぱら炭鉱以外は、何かを管理する事で利益を上げるタイプを目指している。今後は幅広く人材派遣業などにも進出する可能性がある。

売上は300億円台だが毎年少しづつ積み上げ上昇傾向、最終利益も増加傾向にある。
財務状況も良好で1株純資産は1829円としっかり配当も3月期で30円配当を計画している。
要は手堅いのだが目立たない地味な企業ということだ。

更に同社の利益を支える最大の収益源は人件費の安さだ。細かく比較していないが東証で給与体制は安い部類の上位にくると思われる。
2017年3月で連結で平均社員860人、年間給与の平均は323万円とある。
これがネックで業容が伸びない可能性もあるが現在は意欲的だ。
本社も台東区浅草の地味な場所に構え徹底した合理化がうかがえる。

先週9日に第三四半期決算は前年同期に比べ26,6%増の6億5200万円、年間進捗率は86,9%に達していることから通期では上方修正の可能性が高い。

チャートの動きが悪く投資家からは相場として圏外に置かれているが総合的に判断して中期で目標株価1400円で買い推奨としたい。たまには配当をもらってのんびりも良いだろう。