参考銘柄 6444 サンデン ホールディングス

6444 サンデンHD 金曜終値1608円

カーエアコン用コンプレッサーで世界2位。独立系で売り上げの7割を海外で稼ぐ企業だ。自動車にはいまや必須の部品だが競合も激しく設備投資に追われ利益が出にくい状況が続いている。
さらに昨年決算では220億円を超える特損を計上、無配転落になるなど業績は厳しい。

ただ当期は経常利益を通期で75億円を想定していた。これには構造改革による利益50億円も含まれており立ち直りは早いとの判断が投資家にあったことは事実だろう。
仮に業績が回復しても前期の1株利益は実にマイナス814円、当期は当然無配観測での認識に誤りはなっかたと推測できる。

ところが2月7日発表時点で第三四半期の経常が31,9億の黒字だったことから、この歩調で進捗すると通期で43億程度しかなく下方修正の疑いが浮上、株式は一気に売り込まれている。
業績の回復を期待して昨年夏以降、株価は1500円(株式の5対1の併合換算)から2500円を超える水準まで急騰していたが一気に急落、現在1600円前後に位置している。

財務状況が自己資本比率だけ見ても16%としかなく脆弱。資本増強の可能性もあり投資家に迷いがあるようにも見える。しかし1株純資産1663円としっかりさらに当期、来期も旺盛な需要が見込め工場稼働率もフル稼働に近い可能性が高い。

要は赤字転落でもないのに株価は強烈に売り込まれているということだ。ここからの先読みが難しいが
自動車のEV化も同社には相応の恩恵をもたらすとの判断もあり、ここからの下げはホールドでも良いかもしれない。

ただし無配であることから買うなら3月以降あるいは4月、実際の決算を見てからでも良いかもしれない。通期で下方修正が出れば1500円割れの可能性も十分にある。大きく動けば再びレポートする予定である。

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