研究銘柄 6740 ジャパンディスプレイ 終値181円

6740 ジャパンディスプレイ 終値181円 4月2日年初来安値。

※下記は昨年5月の引用となるが一読されたい。

日立・東芝・ソニーの液晶パネル事業を統合。政府主導で2013年4月に事業を再開。筆頭株主は産業革新機構で35.5%を保有している。その後、2014年3月に公募増資を行った。この条件が公募価格1株900円で、なんと1億4千万株を発行。最初から懸念していたが売買初日からこの株価を割り込み戻りをつけるも836円が高値であとは2016年8月まで、ほぼ一本調子で下げてきた。その株価138円だ。要は株主が全員、大損をしたことになる。
その理由はそもそもの話になるが業績不振にある。駄目な部門を統合してもダメであり経営責任も不在の中巨額赤字を計上。資本のたれ流しを続けていたことになる。
更に売上世界首位級と言えども、中小型のディスプレイがほぼ100%の売上で、スマホの依存度が極端に高い。売上8720億円だがスマホの売上が落ち込めば一気に落ち込む構造になっている。
2017年3月期も黒字計画だったが昨日300億円の赤字を計上、当然だが無配発表だった。

抜本的なリストラと経営資源の割り振りが課題だが、発表は無い。
会社の構造がすべてを阻害している可能性がある。

一方、資金の調達は官製ファンドが筆頭であることから容易であり当面、経営に窮する事態は避けられそうだ。食いつぶしているとはいえ今期も1株純資産は500円相当はあるものと思われる。

本日はこの決算を受け株価も急落14円安の230円前後に位置している。
安値覚えで買いたくなるが、冷静に考え株価が200円を割り込むまで買いは待ちたい。
出来れば150円前後が買いゾーンだが、果たしてどうなるか様子見だ。

全体の相場に影響するため株価がもう一度、動きまで検討見送りとしたい。

※以上が昨年5月の当研究会の記事引用である。

 

その後も経営はパッとせずその後、各証券会社によって無理なレイティングや希望的観測で株価は一瞬持ち直す場面もあったが結局、先週末に資本増強の発表があった。

その額、実に550億円。青色発光ダイオードで有名な日亜化学に200億円、筆頭株主への工場売却を筆頭株主の産業革新機構へ350億円で売却する。。。これが発表だ。すでに決算情報には、継続前提に重要事象のタグがついている。いわば保護観察付の会社に成り下がっている。1株純資産の希薄を嫌気して本日は年初来安値の180円をつけている。(終値は181円)当期は単純に債務超過の可能性もあり昨年5月の記事よりも格段に経営は危うい。それでも国のお墨付きの威厳は大きく倒産リスクは少ないような気がしないでもない。

ただチャート、株価を考えれると150円を割込めば短期で参戦ありとも見える。投資利益で参戦なら一考の余地もあるが、さてどうしたものか。。。本来なら買い除外が妥当だが、会社そのものの生い立ちや大きすぎて潰せない規模でもあることを加えたい。

株主の2位にはゴールドマンサックスが入り3,4位は外資、その下はソニー、日本マスター、、、」と並ぶ。。液晶パネルで世界首位。

ここもどこかの会社に買われる運命かもしれない。一応参考までとしたい。

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