参考銘柄 6632 JVCケンウッド 321円(前日比-40円)

6632 6632 JVCKW 321円(前日比ー40円安)

日本ビクターとケンウッドが経営統合し現在に至る。海外売上比率60%超。音響機器発祥だがカーナビにシフト。ところがスマホに追われ車載分野も厳しい。2010年に財務指標改善目指し旧株式10株に対し新株1株発行の併合を行う。翌年の11月には公募増資で新株を3000万株発行、発行価格は1株355円だった。

この時点で旧株評価は1株35円見当になり額面割れと騒いだ時期もあった。その後は徹底したリストラで経営は安定、順調そうに見えた。その後は概ね配当も5円を続け現在も1株純資産は446円だ。

有利子負債が670億、利益余剰金270億、自己資本比率も弱含みながら25%程度を維持している。

そんな中、昨日の引け後に野村証券を割当先とする新株予約権を発行の発表があった。その発行規模25万個(株数換算で2500万株)株式の希薄化は18%近くに及び行使価格は下限289円とある。野村は3年かけて利益確定の計画のはずで、ケンウッドは90億円を調達することになる。次世代技術への投資に振り向けるとリリースにあるが現在の株主は利益希薄化の影響に連座させられることになる。

一連の事態を嫌気して

今日は寄り付きから売込まれ年初来安値318円まで下げている。当期も減配の可能性があり業態そのものも、同業であるクラリオンやパイオニア同様に業績に厳しさが増している。車載の一部であったカーナビやカメラが単体商品から、単なる部品にとって代わる可能性が高いためだ。これは利益構造、物流までも含め同社に打撃を与える可能性もある。

株価的には打診買いから入りたいところだが当分、買いは見送り静観で取扱いたい。株価が250円を下回るような事態が起きれば別途、リリース予定としたい。

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