買い除外。6624 田淵電機 終値117円(-40円安)

6624 田淵電機 117円(-40円安)

業務用電源機器大手。海外比率4割強。売上2015年3月期で500億円を超える優良企業に見えた。もっぱら太陽光発電向けパワーコンディショナーが業績を押し上げてきた。これは国策であり原油依存からの転換を目指す動きであり同社も恩恵を受けてきた。ところが原発問題が表面化するに至り紆余曲折、、、結果、電力の買取価格を大幅に下げることで電力会社を側面支援した格好だ。これが太陽光発電に積極的な企業や個人の設備投資熱を一気に冷やし社会問題化にまで発展している。

一連の事態で同社も売上が急減、一気に260億円程度までに売上を下げてきた。大幅な赤字を連続計上、2018年3月期で実質的に債務超過に入った可能性が高い。

筆頭株主がTDKでもあり支援の運びだろう、、、と思った矢先、同社は事業再生ADRを申請した。これは金融機関等との債務調整を行う作業だが結論は7月4日以降の会議で確定する。

東証は継続前提に疑義の注記をつけてきたが、それが現実になった格好だ。ただ会社そのものは現存しており東証は事態を見守りながら注視している状態だ。

一方、投資家サイドは当然、売りで対処、昨日はストップ安比例配分で本日も40円安の117円で引けている。最盛期の2015年2月には1459円の高値をつけている。実に90%以上下げている。潰れていないが潰れるだろう、、との思惑の結果がこの株価だ。今後、マネーゲームに発展する可能性が高いが、昨日の日本海洋掘削と同様、買いは見送りで対処したい。

そもそもADRで再生した企業はごく僅かだ。先行き見通しが良ければ筆頭株主のTDKも何等かの対処を取った可能性が高いと思われ先行きは厳しいというのがホンネである。

 

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