今日の日経平均は寄り付きこそ売買拮抗で良い流れで推移したが次第に利益確定の売りに押されて大幅安で終了した。それでも心理的節目である22000円を割込むことはなく市場心理は一息といったところだろう。
この下げ、米国金利が低下してドル売り円買いが進み株式の売りが広がったとするコメントがあったが、それも後講釈で付け合せのようなものだろう。
米中貿易問題は中国の政治的スケジュールを配慮し90日延期とあるが、その後は両国で舌戦となる可能性も高い。どちらの国も経済指数がいま一歩で政権に政策に対して不満がくすぶるため妥協できない背景がある。
とはいっても相互不利益な事態は避けるのは当然であり、落としどころを探る展開となるだろう。
日本は政治的に全く無力なため両国の動向をにらみながら神経質な展開になるものと予想する。ただそれを織り込んだとしても株価に与える影響は軽微だろう。
米中両国にとって貿易関税摩擦はパフォーマンスに終わって欲しいところだが、強硬にでれば両国の株式市場は大混乱となるはずだ。それは両国の損失を意味するため形骸化した政策発表で幕引きと見ているが内容は、トランプ政権のツイッター頼みのため不透明なことは確実だ。
世界はこの大統領のパフォーマンスにひたすら振り回されているがそろそろ勘弁し欲しいと思うのは投資家のみならず一般人まで及ぶものとい見ている。
やっちゃたね、、日産、、ではなく
やっちゃったね、アメリカ、、、これが真実だろう。
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