日経平均、内外情勢を嫌気して続落。マイナスで推移。

火曜の日経平均は昨日の流れを引き継ぎ続落で推移している。ここ数カ月の段落としの下げで機関投資家、個人投資家のポートフォリオをは相当痛んでおり大手と言えども清算を迫られるファンドや解約売りが断続的に出ているという。

個人レベルでも現物組は雨宿りを決め込んで待ちで良いが、信用買い組はこぞって追証を迫られ退場を余儀なくされる投資家もここ数年で比較しても相当多いと聞く。

ましてや2階建ての信用買いは一発アウトだから注意が必要だ。信用買いは確かに元金の3倍で売買出来るから、一見、3倍儲かるようにも見える。

証券会社としても3倍手数料が入るわけで、投資歴数年ともなればお勧めしてくるのは当然の流れだろう。

一方、現預金が資産の大半とされる日本で、貯蓄から投資への流れを作るとする発想が機関投資家や政府にあるとするのなら、信用取引に関する法整備やリスクヘッジは必須と考えている。

日本の株式市場は過年にNTT株で大損をした個人投資家が多いことは周知の事実だ。悪意は無いにせよ国民の財産を株式会社化し、さらにそれを株式で売出し国民に買わせるといった定義不明の投資戦略が個人レベルで株式投資を避けさせてしまっている事実が存在する。

NISAだろうがIDECOだろうが小手先レベルの投資戦略では個人の現預金が株式市場に流れることはないだろう。抜本的対策が必要なのだ。

奇遇にも現在、世界は金融緩和の渦中にある。それを利用して政府・日銀はインフレを標榜し、株式をETFを通じて直接買い付けている。今日の日経記事にもあるように、これだけ株式を買い続けても株価が上がらない不思議に頭を悩ませているという。

そうだろう。カネ余りで本来の資金調達の場である株式市場が完全に機能マヒし投資家は上げ下げの利益、、、差金決済と配当だけで資産を増やそうとしているからだ。

中長期、俯瞰で眺めれば株式市場に上場する企業は今後の自社の成長を担保に新株発行や増資で資金調達し経済を活性化させる。これが戦後ニッポンの経済戦略だった。

ところが経済の流れがモノから情報が中心になり、お金が必要にならなくなってきている。お金で何か事業を起こすわけでなく、お金でお金を増やす流れがトレンドになってしまったのだ。

今回のソフトバンク上場などはその典型例だろう。

そういった経済体温の中で我々個人投資家はどう動くべきか。この答えは誰にもわからない。

しかし、ゼロ金利政策が今後も続く以上、普通預金にキャッシュを滞留させておくことは余りにも無策とも思える。

そこで超保守的に考えて、株式投資の基準として

①1株純資産の増加傾向

②配当がほぼ確実であること。

③自己資本比率が高いこと、出来れば無借金経営であること。

④10年チャートで月足レベルでも良い押し目が出来上がっている     こと

⑤出来るだけ新興市場は避け東証1部銘柄を投資先とすること。

などを条件にやはり丁寧に銘柄選びを実行したいと思う。

先週、20年来の友人が株式投資家を始めて5年も経つが一向に儲からないので、株価のチェックのせず放置しているという。案外、このパターンの投資家が多いのではないか。

あるいは元気良く、可能な限り投資口座を設定し、せっせとIPO狙いという強者もいる。しかし、初値が2倍だ3倍だと言うわりには資産が増えたと聞いたことがない。

結局、高値掴みの安値売りで、よくてトントンらしい。

これでは資産形成にも何もならない。

一度、鉄火場の株式市場に資金を投入したのならば、何が何でも勝ち抜かねばならない。特にこのブログの読者の方には全員勝ち越しで邁進していただきたいと思う。

今年も残りわずか、、、来年も甘言に乗らずじっくり売買に取り組みたいと思う。

年末におおまかな数字は計算するつもりだが、今年は概ね税引前で6000万円の利益、、一方ホールド中の株式評価損が現在2000万円程度だ。実質4000万円の利益だが労多くして利益少なくと思っている。

 

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