会社四季報 2019年第1集 発売。

先週金曜日に会社四季報の2019年第1集が発売となった。恒例の話だが、内容が毎度、漏洩しており騒ぎにになることもあるが今回はあまり聞かない。

疑問符が付くほど株価が安い銘柄が多く、物色しようがないといったことが背景にあるかもしれない。

今日の相場展開を見てもわかるように日経平均はプラスでも個別で年初来安値をつける銘柄も目立っている。

要は誰も儲かっていないということだ。

今朝も何社かの証券会社から電話があったが前場引けて近くで追証が出ているという。売買するお客に対して追証は逆に借金取りのようになるわけで地場証券を中心に雰囲気が悪いということも理解できる。電話が鳴らず、、、ということだろう。

過日にも書いたが、2018年は外国人投資家勢が10兆円売り込んでいる。

買い手が日銀によるETFの買いと年金資金の買いだろう。日銀は上限を決めずに今後もジリジリと買う算段であるからいずれは外国人投資家も追随せざるをえない。10兆円以上の買い需要が来年はあるということだ。

機関投資家が言わば代理購入する資金の出所が不明だが、この資金1000億単位を1ロットと考えても、窓口ベースで数千ロットに達する。しかしいまや投資先が無いのが実情だ。過去にあったM&Aや絶好な企業買収案件は明確に減ってきている。

消去法で考えても一般市場に再投資せざるを得ない。このマネーがいったいいつから動くかということだ。

過年においては毎年5月ごろは相手先の決算や清算もあり売られることが多かったが今年は違っていた。秋以降の下げは想定外だったのだ。

日経新聞あたりも、方向感がつかめず株価について強弱論が出ていた理由はここにある。

しかし、そのマネーには金利がかかるものありデリバティブありで我々の個人マネーとは明らかにに異質なものだ。遊ばせておけないマネーの行方を注視したい。

と、カッコ良いことを書いても、要は早く買いに出て欲しいというところが本音である。

機関投資家、個人投資家、、誰も利益が取りにくいなかで投資環境次第だが年明け以降は、日本市場は活況になるものと推測している。

企業業績はヨコヨコ、市場心理は悪化傾向、、経済指数もイマイチだ。しかしカネ余りはやはり相当なものだ。しかもゼロ金利である。

割安銘柄をたっぷり仕込んで年明けの予定だ。信用取引組は厳しいが現物組は待てば良いだけの話だ。

この休みも何か良い銘柄はないものか、、、、とつぶやきメールがやってきている。

せっかくなので12月決算銘柄で週明けまで待てば配当確定銘柄として2銘柄をアップすることにした。

3204 トーア紡コーポレーション 本日 533円

毛織などの老舗だが衣料の低価格化とブランド品の2極化で繊維セクターは新素材を持たない企業は厳しい。同社もそのひとつ。不動産賃貸併営で凌ぐがいささかパッとしない。ただ財務内容は好調だ。自己資本比率も34%と標準。1株純資産1268円、、だが株価はご覧の有り様で割安感が強い。配当も1株20円計算であるから3.6%を超えている。中期もホールドするなら安定で良いだろう。

そしてもう1社。

5563 新日本電工 本日 233円

新日鉄系の合金国内最大手だが業績が毎期ふらつき評判が悪い。マンガン鉱石の権益を持つため持久力は強いが、価格が市況に左右され数字が定まらない。それでもここ4年は黒字決算だ。自己資本比率、実に70%超。80億の借金に対し370億円の利益余剰金がある。キャッシュリッチの典型だろう。1株純資産479円、配当は12月通過で6円が確定している。

ところが株価は冴えない。何故か?昨年12月は13円配当を実施、、要は実質減配なのだ。しかしこれも来期には復調と見ている。来年6月までホールドで2.5%が確定している。

等々、投資適格企業は実に多いのだが、出遅れか損失を抱え身動きできないのか、株価が動意づく感がない。

しかし、動けば動く、、これもまた相場である。

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