参考銘柄 4592 サンバイオ 終値3710円 ストップ安。

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4592 サンバイオ 3710円 ストップ安。

中枢神経系、細胞薬製造を目指すベンチャー。2013年創業だが設立者が世界的に有能で企業としても有望、夢は膨らむばかりであったことは事実だろう。一部に見られる物まねバイオ企業とは明らかに一線を画す企業でもある。

ただ夢は夢であって即業績反映を求める投資家には、そもそもなじまない感がある。主要収入は開発協力金や増資、公募頼みで設立以降、営業利益段階で黒字化したことは一度も無い。

財務は帳簿上、自己資本比率は72.8%と良好だが、利益余剰金は実にマイナス118億円。融資負債は27億強。通常ならアウトだ。

大日本住友製薬が母体のような会社だ。研究機関を独立させ上場したイメージだろうか。株価は2016年に684円をつけしばらく往来相場、そんな中、米国における脳梗塞治験の第2相がコケた。他にも目標薬は相当あるが、これは同社にとって痛恨の一発となったと思われる。発表は先週末である。

昨年末以来、投資顧問業をはじめマザーズ全体で相場の柱にする勢いで株価も急騰、高値は12730円である。

そして今日は4日ストップ安で3710円で比例配分となっているが底値が全く見えないでいる。個人投資家でも相当、買われていたと思われる。

まさにサンバイオショックが襲ったのだ。

しかし冷静に考えてみると不思議がいっぱいなのだ。

この暴落でも時価総額は1840億円もある。社員はたったの32人。売上相当も今期はたったの10億円程度だった。

さて投資家はいかなる尺度で株式を買ったら良いのかという話になってしまう。

当面株価は売られるところまで売られる公算だ。1株純資産も200円程度しかないことや安値である684円のあたりが落としどころだが、1000円を割込んだ段階でマネーゲームになる可能性も否定できない。

基本に戻るが株式投資は投資であり投機であってはならないと考えている。個人の自由裁量が株式投資の良いところでもあるが、この怖さは記憶にとどめるべきだろう。

当研究会では株価に関係無く買い除外、参考銘柄として扱いたい。

君子怪しきに近寄らず、、、ことわざ通りだ。