電線御三家、急落。中国経済停滞を嫌気。

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今日の日経平均株価は昨日までの上げを反映して寄り付きから売り先行、後場寄り付きは一時300円を超える下げもあったが次第に値を戻した。それでも終値は213円安で終了している。

個別の銘柄選択が進む中で物色意欲は徐々に強くなってきている。

往年の仕手系としてさわがれた、8029 ルックHD(旧ルック)は前期比4割増益観測で買い先行、今日は102円高の1556円まで値を飛ばしている。年初来安値859円から倍化の動きだが、これでもPBRは0.52倍、PERは4.58倍と依然、割安水準にある。知名度の高さが功を奏している格好だ。

一方、中国経済停滞から光ファーバー大手の国内電線御三家の下げがきつい。

5801 古河電工 2942円(前日比-248円)、5805 昭和電線 714円(前日比-34円安)、5803 フジクラ 421円(前日比-39円安)と冴えない展開だった。

フジクラばどは調べた限りではすでにこの株価水準は相応業績のリスクを織り込んでおり一段の下げはホールドでも良いと考えられる。振り返れば、スマホだ、半導体だと騒がしくしていた株式市場だが、その屋台骨のインフラに近い分野までレイティングを引き下げるならば他の分野も一斉に下げることになるだろう。

万年、高度成長などはなく一時的な停滞も売り要因とする、証券会社レベルの投資判断でこれに乗っての売買は注意を要する。まずは月足チャートを眺め、財務のチェック、信用の需給なども確認する必要があるだろう。今回に震源地は国内最大手の野村証券のレイティング引下げが起因している。

余剰資金があるため下げれば買い参戦待ちだが

例えば、5351 品川リフラ、7245 大同メタル工業あたりもウオッチ銘柄だが今日は買いに至らなかった。

気にかかっているところでは

6104 東芝機械 2185円(前日比-56円)。東芝グループだが一連の問題で東芝から保有株を買い取り、東芝グループから離脱。近々、発祥名称の、芝浦機械となる算段だ。大型機械やダイカストなど海外売上比率60%超の優良銘柄。1株配当75円、財務も何ら問題ない。いずれ注目されると見ている。