日経平均115円安。21687円で終了。

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とりたてて材料が無い中、小口の売りでじり安の展開だった。打診買いも散発的に入ったが上げにまではつながらなかった模様だ。

今日で4日連続で売買代金2兆円割れで機関、個人とも様子見気分が強い。

米中間の貿易摩擦懸念のほかにEU対米国にも貿易摩擦問題が発生で市場は疑心暗鬼といったところだろう。

ダメ押しは国際通貨基金(IMF)の世界経済成長率の下方修正がリスクオフの姿勢を強めている。一方、悪材料が出ても下げが限定的に終わる理由としてはヘッジファンドが大規模な空売りを出しにくいという状況もある。

経済がいくら悪化しても魔法の力で金融緩和を行える環境が世界中に存在するためだ。

過日の記事にもあるように日本株は海外勢5兆円の売りに対し日銀が5兆円買うといった構図がハッキリしている。バイホールドを維持する日銀の買いはもはや自社株買いに等しい買いだ。今後も続くわけだから売買が細ることもうなずける。

為替介入に対しては米国をはじめ懸念表明がすぐに表面化する。貿易、経済の要であり勝手に動かれては困るということだ。しかし株式に限っては、日本市場は日本の問題ということで海外勢は口が出せない。内政干渉と同じことになるためだ。

まさかの日銀による日本株式の直接購入は想定外であったが、株価で心理的要素をつかみ操ることを覚えた日銀が買いをやめることはないだろう。少なくとも売りは出ないと考えている。

この買ったら、売る、、、売る行為を出口戦略とメディアは表現するが日銀は株価が下がらない限りポートフォリオに毀損は起きない。日経平均が18000円を割込むと日銀の資産にマイナスが発生するといったコメントも良く目にするが、すでに誰もが承知の事実であり日経平均株価の底値、ベンチマークになるものと判断している。

この壁を崩す投資家は存在しないと言っても過言ではない。

ただ日銀としては株式購入で儲けるつもりは毛頭ない話だ。いずれ何等かの方法で市場に戻すであろうが、それは世界経済が巡航起動に乗ったときである。

しかし、世界は同時インフレ政策で自然合意している。特に資産インフレを標榜するマネーの力が本領発揮するのはこれからだ。

われわれ個人投資家はこの事実と向き合い、自然体で投資することが良いだろう。

2024年から日本も新紙幣にデザインがモデルチェンジする。この紙切れも重要だが実質的な価値を持つ資産をアセットしたいと思う。

株式はその代表例となることは自然な流れだろう。