JDI 急落。一発アウトの可能性。

6740 JDLが急落している。最大800億円程度の資金調達を予定していたが台湾の1社が離脱表面。問題の根源は米中貿易摩擦に於ける液晶パネルの需要減、、というよりは中国生産そのものに暗雲が出始めていることにある。同社に責任は無いが経営資源の集中で乗り切ると判断した誤算は大きく最悪の事態を想定すべき事態だろう。

現在は 先週比 4円安の 53円で推移している。

年初来安値は経営危機が表面化した50円。すでに株価は接近しており新規ホールドは見送りとしたい。

官製ファンドの危うさがまともに出ている惨状だが2014年3月に公募増資(1株900円で1.4億株発行)、その後も経営責任が不在のまま資金を垂れ流し2018年4月にも増資(1株143円で2億株以上発行)を行うなど、とにかく緩い経営が現在も続いている。

その背景には同社の規模がある。売上6000億円超。従業員連結で1万人以上。合理化も後手に回り自転車操業に陥っても、政府が何とかしてくれるに違いないという安堵感があるのだ。

最悪、シャープのような救済でなんとかなるだろう。。との読みだったに違いない。

ところが業界を始め当の経産省も黙ってはいなかった。官製ファンドの大元、株式会社INCJに同社の改革を求めるも話はパッとせず経営陣が入れかわる事態に。これがJディスプレーへの経営関与度が、究極の塩対応になったことは既報の通りである。

当のジャパンディスプレイも経営責任をとって社長交代となるが、これとて首のすげ替えに過ぎない。

すでに利益余剰金は▲2440億円。有利子負債1850億円とレッドゾーンに突入している。決算書にも当然のことながら、継続前提に重要事象の注意喚起タグがついている。

当研究会としても注意喚起し買いから除外としているが、この手の会社の扱いを政府、金融機関、東証、投資家がどう動くのかを注視したいと思う。良い勉強材料となるだろう。

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