日経平均41円安で終了。神経質な展開だった。

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週明けの日経平均は材料難の中、円高方向に振れたことを材料に一時大幅に下げたが為替が戻すと株価も戻し41円安まで持ち直して終了した。

四半期決算が出始める中でちょっとした下方修正でも売り込まれる傾向がある。

例えば

6798 SMK  2691円 先週末比153円安

4043 トクヤマ 2602円 先週末比209円安などは典型だ。

すでに1株純資産であるPBRは軽く1倍を割り込みPERも一桁。にもかかわらず市場予想を下回っただけで一気に売り込れている。

一昨年以来の東証方針による株式併合、、10株を1株に売買単位を100株にした結果、株価は大きく振り子のように動くことが多くなったような気がする。そのままでいじらない方が東証の時価総額も毀損せず維持出来たのではないかと思う。

思っていた事態がまさに起こっているということだ。

しかし考え方を変えれば割安な株式を買うチャンスでもあるだろう。無配の会社も併合で配当しやすくなるなどメリットがあることも事実だ。

米中貿易戦争をはじめ日韓問題も発生し世界は空前の金融緩和の中で保護貿易主義に走っている。日本はもっぱら高性能の部品を生産、製造することに長けている。これが裏目に出ないと良いが半導体や自動車をはじめ次第に影響が出始めてもいる。それが次第に株価に出てきている。

とは言ってもこの株価水準、売り込むには危険と見る向きも多い。日銀によるETFの買いは今後も続き、既報の通り息の長い個人の投資資金が投信に流入し続けている。要は下値は限定的と言うことだ。

すでに余剰資金よりも時価総額の方が安いといった逆転現象も生まれ企業サイドが自社株買いを行うには格好な条件がそろい始めている。配当も3%、4%は当たり前になり借入金を起こしても自社株買いをすることが有利であると判断すれば、日銀並みに躊躇無く買いに出ることも考えられる。

いまはまさにAI投資、バイオ、再生医療投資が大人気だがこちらはPBRやPERといった指標は全く無視されて期待値だけで買われている銘柄も多い。

2極化する株式市場だが、株式投資は博打では無い。もう一度ポートフォリオを見直す時期に来ていると思われる。

機関投資家でも年8%の利益を取れるトレーダーは少ないと聞く。マイナスを作らず少しでもプラスを積上げることで投資資金を膨らませる投資習慣が求められていると思う。