日経平均反落で推移。

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今日の日経平均は昨日の日経平均年初来高値更新を受け、利益確定の売りに押されている。一時300円を超える下げまであったが現在は150円強の下げで推移している。

米中問題で景気先行き不透明感が強い米国でもダウは高値圏で推移している。

世界的金融緩和が進む中で資金の流入先が見当たらず株式、債券市場に流れている構図に変わりはない。不動産融資の総量規制が続く中でも新たなリートなる不動産証券化の流れを受けて、リートも高い。

日本のバブル崩壊は先進国の見本とされるが、バブルが出来たプロセス、その後の後始末までが含まれている。その中で、個人を中心とした債務の整理に非常に時間を浪費したとある。単に破産だけでは済まなかったということだ。これを避けるためにリートが生まれたといっても過言ではないだろう。今後も無限?に近いリートが組成されそうだ。

その猛省にたちリスクを徹底的に分散しようというのがリートの発想だ。管理、保守業務は発行主体が引き受けるため安定的な利益を取れるというメリットも存在し、一見、困らない商品にも見える。ただ、そんなに甘くない。これは追ってアップしたい。

といった状況の中で世界的景気減速が確認されても株式市場は当面、暴落などはあり得ない感じでもある。

世界の債務はおおよそ官民合わせて198兆ドル(円換算で2京円)とある。これとてすでに返済不能な金額なのだ。

マネーがゴールドの裏付けを捨ててから何十年が経過したであろうか。当時の判断は世界的経済成長と言う視点で見れば実に明快で正解であったと思われる。

ただ、それは財政規律が制御可能であることが条件であった。

では、いまはどうであろうか?財政規律はダムが崩れるように漏水から始まりダムには水路が出来ているような始末だ。

これも放置し続けた結果、世界が同時に紙幣を刷りまくる財政ファイナンスが起きている。この結果は誰にもわからないが現金の目減、実質的価値が減る続く以上、何らかの形でヘッジする動きは今後も続くだろう。

これがお金に関わる者の最大の関心事だろう。

だとすれば、株式、債券、実物資産の資源となる。

早晩、騒動が始まるが、それは世界大恐慌といった内容なものではなく想定超のインフレの出現と予測している。いささか乱暴な話ではあるが。