7211 三菱自動車 急落19円安、435円で終了。

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既報の通り三菱自動車がドイツ当局より排ガス規制問題で指摘を受け株価が寄り付きから急落。

終値は19円安の435円で終了している。年初来安値412円を下回ると底抜けの可能性がある。

同社は経営不振の中、日産自動車と提携、実質、ルノー三菱連合にカルロスゴーン主導で再建中だ。ところが本業回復が追い付かない中、日産ゴーン問題が発生しさらに経営に不透明感が出ている渦中に今回の問題が起きた格好だ。

海外売上比率80%を超える同社の先行きには暗雲が漂っている。

財務、業績面から見ていると

1株純資産は568円。PBRは0.77倍。PERは下方修正の発表もあり参考値にもならない130倍前後となっている。先日、東南アジア地域の販売不振で会社予想が想定超の悪化とある。

リストラ策を含めた合理化を検討するというが、そもそも経営体質が緩慢で決断が遅い三菱独特の悪しき習慣が根底にある。

等々あり株価は2018年の高値圏800円台から下げ基調。現在かろうじて黒字観測だが今回の出来事で赤字転落の可能性も否定できないだろう。

ルノー日産に気を遣い配当も無理矢理の20円を計画しているが無配の可能性もあるだろう。

ただ利益余剰金4500億円に対して有利子負債は2500億円と財務上は問題ない。資金面で問題ないことからリスクは少ないと見ているが、それでも株価の上値は相当、重いだろう。

以前に根本的問題が発生しユーザー離れが進み国内市場での評価はいまだ低いが今後の動きを注視したい。

買いは当面見送りで対処、買い除外銘柄として扱いたい。