週明けの日経平均は164円安で終了。

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週明けの日経平均は中国発のコロナウイルス感染問題が国内に本格的に始まったとの観測から寄り付きから下げで始まり一時350円強、下げる場面もあった。一方、感染拡大問題を過大視する指摘もあり株価は一進一退。

終値は3日続落、結果164円安で引けている。中国市場の株価が後場、上げにに転じていることが支援材料となっている。

中国政府が金利を引き下げたことや、国家として財政支援に取り組むとの思惑から景気の底支え観測が大きい。

もっとも経済指標は明確に想定超の悪化で、昨年来の米中貿易問題までの悪化はある程度織り込んでいたが今後の事態は予測不能としている。

世界はいかに中国にモノ作りを依存していたかがわかる結果となった。一方、この事態を受け製造工程や部品の調達を再構築する動きもあり中国一辺倒からほかのアジア諸国への移転も活発化しそうだ。

これは今後、起こりうる米中問題の勃発や予測不能のウイルス問題を想起すると中国以外での確実な仕組みが必要だと世界が感じているからだ。

中国の一路一帯に見るように中国の覇権を警戒する動きも重なり中国そのものも景況感の悪化に悩まされることになるだろう。

中国共産党でありながら民主主義をいきなり導入し最初の試練とも言える。カネさえ渡せばなんでも買える、手に入るといった思惑も大幅調整局面を迎えるということだ。

ただ世界の経済が実態ベースで悪化し景況感の心理が悪化しても、世界は米国を中心に必ず金融緩和に動くはずだ。これは従前ならインフレを起こすものだが、同時に緩和を始めると通貨の絶対的な価値は下がっても通貨間の価値が不変という不思議な事態が発生する。

これが原動力になり通貨は24時間世界を闊歩する。マネーを増やす手段は問わないということだ。

株式も多大な恩恵を受けることになる。

いかなる不景気がやってきても株価の下げは限定的、株価が上がり始めているのは米国株だけではないということだ。

金融相場の恩恵をいまの投資家は十分に享受することができるはずだ。

壮大な社会実験はまだ始まったばかりだ。この波に乗り遅れてはならないと思う。