週明け月曜の日経平均はコロナ終息後の早期経済制限解除観測を受けて続伸している。先週末の2万円乗せて動きが注目されたが続伸で推移している。
もっともこれから3月期決算企業の発表も続き一喜一憂する展開が続きそうだ。
すでに決算が悪化していることは周知の事実であり、これに乗じた売りや投資家の動揺は最小限に抑えされるとの思惑もある。
世界同時コロナショックでフリーズする金融システムだが今後も悪化する経済指標を横目に市場予想よりも良好なら買われる展開も起きてきそうだ。
唯一は各国の財政出動による中央銀行の資産増加だが、これを材料に株価が動くまでには相応の期間を要すものとみられている。
米国の未曾有の金融緩和でドル資産も劇的増加傾向だが、これとて世界の基軸通貨を揺るがす事態になってはいない。
目先は直近の経済再開期待にかける動きということだ。
ただ高値追いするには明らかに材料不足で、金融緩和で溢れかえったマネーが消去法的に株式が買われていることに過ぎないとうことだ。
米国のマイナス金利政策が予測される中で実際に導入となれば株式は根拠無き上昇を続ける可能性もある。
今後のポートフォリオの作成には検討が必要ということだろう。
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